エチケット上言いづらい日本での緊急避妊薬の役割

世界でも、先進諸国の一つと認められている日本ではありますが、避妊というものに対する考え方は、まだまだ諸外国には遠く及ばず、男性任せにしている女性も少なくありません。望まない妊娠によって、多大なる被害を被ってしまうのは、女性だけであるにもかかわらず、避妊というものに対して、カップルで真剣に話し合うことは、エチケット上タブー視されているのが実情で、避妊薬を服用している女性は、性に関して奔放だ、遊んでいるといった馬鹿げたイメージを持っている男性も多いようです。諸外国では、ボーイフレンドができた娘に対して、ピルの服用を勧める母親も多く、女性が自分で自分の大切な身体を守るということは、何ら非難されることではありません。日本ではそういった偏見の目を気にして、ピルを服用していることを隠している女性も多く、まだまだ閉鎖的な遅れた国、といわれても仕方がありません。このような風潮が根強く残っていることから、避妊に失敗し、中絶手術を受けなければならない羽目に陥ってしまっているかわいそうな女性が、毎年数えきれないほどいるという報告も上がっています。この少子化の時代、新生児として産まれてくる赤ちゃんの、実に五分の一という数の人工中絶件数が報告されており、これは異常というしかない状態です。普段から避妊薬を服用し、自分の身体をしっかりと管理することは大切ですが、同時に、万が一無防備なセックスを行ってしまった場合には、緊急避妊薬というものがあるという知識を知っておきましょう。毎日服用するものとは違って、含まれるホルモン量も多いアフターピルは、強い吐き気や腹痛など副作用も我慢しなければなりませんが、避妊に失敗したとわかった時点で七十二時間以内に服用すれば、妊娠を回避できる効果があります。

生でセックスしても妊娠しない避妊薬は産後いつから

避妊薬は、生理期間の7日間を除く21日間毎日服用すると、コンドームなどの避妊具を付けずに生でセックスをしても妊娠しません。

コンドームの避妊率が80%ほどなのに対し、避妊薬は90%以上の高い確率で妊娠を回避できるとされています。

また、避妊効果以外にも排卵を抑制し卵巣の損傷を少なくすることができるので子宮体がんや卵巣がん、卵巣嚢腫などの病気の予防に役立つほか、子宮内膜を薄くする効果もあるので重い生理痛や経血の量を軽減する効果も期待できるとされています。

一人目を妊娠して出産した後、夫婦生活を始めようと考えている人にとって、産後はいつから避妊薬を服用できるのか気になるところです。

現在日本で出回っている避妊薬についての禁止事項には、妊娠中、授乳中の人歯服用を避けるように言われています。
おなかの赤ちゃんや母乳を上げている乳幼児にどんな影響が出るのかわからないというのが大きな理由です。
加えて、避妊薬は母乳の分泌を抑制してしまう作用もあるとされています。

そのため、母乳育児をしている女性の場合には産後6ヶ月は避妊薬を服用できないことになっていますが、授乳をしていないのであれば産後21日から服用は可能とされています。

ただ、生でセックスがしたいから母乳が出ているのにそれをやめて避妊薬を服用するというのは好ましいこととは言えないでしょう。

母乳が出なくて困っているお母さんもいますし、母乳を飲むことで赤ちゃんがお母さんから免疫力をもらい病気になりにくいなどのメリットもあります。
母乳が出るのであれば少なくとも1歳までは母乳を上げた方が良いとも言われていますので、避妊をするのであればコンドームを使用してセックスをするのが望ましいといえます。